TIPS

住宅設備のメンテナンスに携わっているアルティのスタッフが、
お掃除や簡単なメンテナンス方法、日々の出来事、
仕事へのこだわりなどの情報をご提供します。

暖房を使い続けると

外気温がぐっと下がる時期には、サーモバルブなどで室温設定を上げてみても、なかなか暖まりにくいこともあります。

そんな時には、暖房の「温水温度」「温度レベル」を少し上げて、様子をみてみてください。

そうすることで、不凍液自体の温度を高くすることができ、放熱器(パネル・床暖など)から伝わる熱が多くなることで、よりお家が温まりやすくなります。

※施工状況により使い方が異なる場合がございます。

温度レベルの調整(リンナイのエコジョーズ)

まずは一段階あげてみてください。
温水温度表示の場合は、5°刻みであげてみてください。

暖房のつかいはじめ

セントラルヒーティングシステムの暖房を使い始める際は、不凍液の設定温度を「低温」でご使用いただくことをおすすめしております。

メーカーによって表示方法が異なるため、「温水温度」「温度レベル」など様々呼び方はございますが、役割としては同じものです。各放熱器に送り出す際に、不凍液を何度まで温めるかを決めるものになります。

低めからご使用いただくことで、燃焼量をおさえつつお家を暖めることができます。

動作チェックも含め、早めに電源を入れてみてください。

温度レベル表記(リンナイのエコジョーズ)

電源入り切りの近くに、温度レベル操作部がありました。

工事が延期するのはなぜ?

「想定外の出来事」で工事収めが延期になってしまった。というケースは、弊社でも起こりますし、他社で施工された際にお客様からお話を聞くこともあります。

一体なにがあって延期になってしまうのか...。

様々な状況によりますが、その中の一例をご紹介。

機器の交換工事の際、温水器の大きな影に隠れて、クロスが途中から貼られていなかったケースがありました。

電気温水器を外し、エコジョーズを取り付けている途中

担当した作業員も、何年もお住いのご家族様でも、機器を外さないと分からないことでした。

今回のケースでは、先にエコジョーズの設置工事を進めさせていただき、給湯と暖房を使える状態にしました。そしてその場でクロス屋さんに連絡・すぐにサンプルをお持ちし概算金額のご提示。後日正式にお見積りをご提示し、クロスが入荷次第すぐに追加工事となりました。

ほんの一例ではございますが、こういった想定外の出来事により、お時間を頂いてしまうこともございます。

そういった際にも、グループ会社や様々な分野の協力会社様がいてくださるため、弊社で一括でご対応しております。

お客様の「困った」をそのままにしてしまうことがないよう、できる限りご対応させて頂きますのでご安心ください。

施工前後の写真は別ページにてご紹介(施工実例「温水器からエコジョーズへ交換工事」

夏場のパネルヒーターのバルブ

実は暖房を使わない時期でも、暖房パネルの簡単なメンテナンスができます。

パネルヒーターについている数字が書いてあるバルブを、最大数値に回してください。

そうすることで、中を流れている不凍液の流量調整を行っている機構の負荷が軽減されます。

「使わない=0」にしたいところですが、数字を小さくしてしまうことで負荷が増えてしまいますので、お気を付けください。

ぜひセルフメンテナンスをしてあげてくださいね。

サーモスタッドバルブ(メーカー:森永)

最大値の9にしております。
※メーカーにより数値は異なります。ご使用のバルブに合わせて調整ください。

壁紙を楽しむ

「壁の汚れが拭いても落ちない」「もっと部屋を明るくしたい」「床に汚れが染みついてしまった」

そんなお悩みはありませんか?特に、設備の交換工事をされると設備が新しい分、周りの壁紙やクッションフロアの汚れが目立ってしまう...なんということにもなりかねません。

後悔をしないために、工事と一緒に壁紙やクッションフロアの交換をご検討してみませんか?

和風テイストな組み合わせ

和紙風のクロスを天井に。
壁は市松模様や木目を連想する組み合わせにすることで、一気に空間が演出されました。
個性的な組み合わせも、小スペースだと楽しみやすいですね。

さりげないおしゃれ

色味を抑えたシンプルなタイル風。光沢感があり、見る角度によって表情が変わります。
洗面台などの水回りとの相性◎

柄×柄でお気に入り空間に。

花柄をメインに決定し、それに合わせて背面をセレクト。
色味や柄によっては組み合わせをためらってしまいますが、サンプルをお取り寄せすることも可能です。

また、弊社グループ会社には、個性豊かな輸入壁紙を取り扱っているWALL DECO SHOP KABEYAもございます。

ぜひお気軽にご相談ください。

不凍液交換のおすすめ

セントラルヒーティングシステムは、ボイラーで温めた不凍液(クーラント・暖房水ともいわれます)が配管を通り、放熱器からその熱が出されることによって、お家全体が温まるようになっております。

その不凍液は、配管内部のサビ止めの効果があります。

ですが、一定期間以上同じ液を使い続けていると、効果が薄れます。サビが発生することにより、パネルがピンポールしてしまう危険性が高まります。

新品~交換時期を過ぎた不凍液(一例)

サビが発生してしまった事により、透明度が下がり、色も黒ずんで見えます。
パネル内部の詰まり・故障の原因になる可能性が高まります。

そのため、弊社施工の物件は、5年に一度の交換をおすすめしています。

配管の中を通っているため、普段目に見えるものではありませんが、暖房の不具合を起きにくくするためにも大切なメンテナンスです。

 

施工状況・設置機器により例外もあります。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

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